高尿酸血症
痛風はどのように進行していくのでしょう。
激痛が発生した時点で、「高尿酸血症」という病気が、
すでに進行しています。
高尿酸血症とは、血中尿酸濃度が高く、尿酸値が7.0mg/dl以上に
なった状態をいいます。
尿酸値が高いということは、痛風になる可能性も、当然に高くなります。
しかし高尿酸血症と診断されても、すぐに痛風になるとは限りません。
この病気は痛風の準備段階であり、いわば「予備軍」という感じです。
この病気は、尿酸の排泄と産生のバランスが崩れてしまった時に、
発症します。
この病気の原因は、主に3種類に分けられています。
まず、尿酸排泄低下型です。
これは、腎臓の機能が低下することにより、尿酸の排泄が十分にされない
ケースです。遺伝や肥満も関係します。
そして、尿酸産生過剰型です。
これは、腎臓の排泄処理能力を超える程の尿酸が作られていくケースです。
プリン体を多く含む食品を食べ過ぎた時も、このケースに当てはまります。
最後に混合型です。
これは尿酸排泄低下型と尿酸産生過剰型との症状が合わさったケースです。
高尿酸血症と診断された場合、治療法として、
食事療法・運動療法・薬物療法が挙げられます。
食事療法では、尿酸の排泄を促す為に水分を多く取ったり、
プリン体の多く含まれる食品の摂取を、控えるようにしたりします。
運動療法では、軽い運動をするようにします。
激しい運動は筋肉を疲労させ、尿酸を増加させてしまいます。
軽めの運動で、尿酸の排出を促すようにします。
薬物療法は、食事療法や運動療法で効果が出ない場合、
また、尿酸値が8.0mg/dlを超えたときに行われます。
高尿酸血症は特徴的な自覚症状がありません。
病気に気づかずに放置していた結果、
痛風を発症してしまったというケースは、稀ではありません。
そうならないためにも、日ごろから暴飲暴食を避け、
適度にからだを動かし、ストレスをためないようにし、
規則正しい生活を送ることが大事です。
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